七転八倒
仕事などで、電話を通して漢字の確認をする際、漢字それぞれの読み替えをしてお互いが共通の漢字を思い描けるように、確認・伝達をします。例えば、「足達華江」さんという方の名前を読み替えるとすると、手・足の「足」、配達の「達」、中華の「華」、江戸の「江」や、また、例えば、「郷秀郎」という人名があったとしたら、郷ひろみの「郷」、西城秀樹の「秀」、野口五郎の「郎」ですね、といった具合です。
私は仕事でそういう確認をすることが多いので、その際気をつけているのが、「ネガティブな意味の言葉」に読み替えてしまわないこと。例えば、「石内安成」という人名があったとして、石頭の「石」、内弁慶の「内」、安物の「安」、成金の「成」ですね、と読み替えられたとしたら、不愉快になるでしょうし、人によっては怒りに移行する方もいると思います。
先日、同じ部署で働く新人が、お客様の名前を確認する際、「じてんのてんの字……、しちてんばっとうのてんでよろしいですか。」というやりとりをしばらく繰り返し、クレームに発展しました。一般的に「じてん」と言われたら、「辞典」のことをさすことが多いのですが、おそらく新人は「辞典」ではなく、「自転」と、とっさに思い浮かんで、別の言葉別の言葉……とぐるぐるして行き当たったのが、「七転八倒」だったのかと思われますが、選んだ言葉がわるすぎました。まだ、七転び八起きだったらともかく、七転八倒って……。丁寧になぎ倒し過ぎです。
ちょっとしたことですが、本当に、気をつけたいと思います。
@やまざき
