June 04, 2006

『空飛ぶカエル』 , アキラ

:: アキラがラララ 001

瞬間、ラララ

ワタクシのバイト先は甲州街道に面しておりまして、いきおい駐輪場には原付が多くなるんであります。
東京の最高気温が今年初めて30C°を記録した五月某日午後二時三十分、ワタクシは駐輪場の床にデッキブラシをこすりつけるんでありました。
無心にこすり続けるうち、汗は滲み・浮かび・流れ落ち、それに伴い頭は軽くモーローとし、たわいない考えが浮かび・消え去ってくんでありました。
思い通りにいかない、ままならない毎日。落ちないオイル。
なにくそ、負けるものかとこすり続けるワタクシ。その汗ばむ頬を、風がすぅーっと撫でて行くんであります。鮮烈な感触に思わず顔を上げた、その時。
──うわぁ、なんて青空!!
…… 少し早い夏の匂いとマヨネーズ塗りの青空に、苛立ち・疲れ・焦りなんていったものが溶かされていくのを感じたんであります。
しかも、すすぎの打ち水に……虹!
キレイな景色って、心にもカラダにもいいんでありますよ!!
『青空ラララ』なんだよなぁ、とひとりごちたんでありました。


@アキラ

 

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